初妊娠、妊娠初期の記録
今回はプライベートの事ですが、2022年7月16日に妊娠が発覚し、現在安定期と呼ばれる妊娠16週目(正確には16週4日)に入り、少しずつ何か作業をすることができそうな体調になってきたので、これまでの振り返りと今後へのメモ、第二子を考える時の自分へのアドバイスを、記録としてまとめてみました。
妊娠初期のつわり時期の症状は想像の3倍くらい辛かった
私の場合は、多分既往や、妊娠初期中の度重なるトラブル、特に計画した時期の妊娠でなかったこと、あと単に悪阻ガチャによって、2ヶ月はかなり辛かったです。
症状の変化
・5週:
たまに風邪??辛いな、と思って仕事を休んだりする日が週に2日。
・6週:
治ると思っていたらさらに悪化。「体調があまりに悪い」という感覚。家事がかなり辛い、頑張れないし生理も遅れて、身体が何か変なのでは?と疑う(検査薬陽性・判明)
倦怠感、めまい。易疲労感。とにかく眠い、だるい、吐き気、頭痛。ベッドから動けない。
・7週:
易疲労感がつよい。今までの3倍疲れやすい。近所の散歩(真夏時)にこれまでと同様に散歩したら出先で救助される。キレやすくなっている。一人で静かになりたい。
・8週:
だるさ・眠気・頭痛・めまいがかなり強い。吐き気は乗り物よいのような感じ。からだが火照って不快、氷水必須。
イライラ。感情の揺さぶりが大きく、すぐ泣く。情緒不安定。
漠然とした不安はないが、妊娠に対する不安はかなり大きい!
でも後半は食欲出てきた?思春期のような肌荒れ、ベタつき。
・9週:
仕事1週間復帰。疲労感が強く、日に日に悪化し仕事にならなかった。
キレやすい。感情爆発しやすい。イライラ。火照って暑すぎる。悪い妄想、心身の疲労。なんか攻撃的。環境の変化に敏感で弱い。猫が威嚇する感じ。そっとしてほしい。にこやかでいる余裕がなくなってくる。将来への不安が頭の中がいっぱい!!
無理はしなければHAPPYな時もある。気持ちがついていけてない。
夫とトラブルあり。
・10週:
日々、適応しようと色々なことをやってみて、意外と前向きに過ごす。
・11週:
フラッシュバックに苦しみながらも、食べて寝ての繰り返し、なんとか過ごす。易疲労感。夜は気絶したように倒れて寝る。
・12週:
動ける時は外出、楽しめるが、仕事復帰できる体力気力はなかった。だるさ・気分不快・吐き気。仕事後に運動軽くしたら不安・混乱・死ぬほどの疲れがあり後悔。
・13週:
食欲なくなる。食事量低下?吐き気・頭痛・気持ちの波が大きいと感じる。活気がない。「もう頑張れないかも」と思い限界を感じ始める。イライラ。動悸。めまい。頭痛。
・14週:
外出がとにかく辛くて不可能。強い吐き気。めまい。だるさ、息切れ。ふらふら。脳貧血っぽい。寝たきりが多い。
・15週:
頭痛・だるさ・気分不快・めまい・疲労。メンタルは波大きいが常時のイライラは回復傾向。食事OS1など。朝は食欲あるが夜にはなくなっていく感じ。ただ、心身の疲労で潰れそうで夫に泣きついたり。
・16週:
急に身体が軽くなったように感じる。吐き気感はだいぶ軽減。イライラ感も低空ながらに気分の起伏は小さくなったかんじ。鬼モードから、ちょっとコントロール可能に。
こんな感じで、嵐のような2ヶ月でした。
上記以外にも、嘔吐、唾液づわりもありました。
何が特に辛かったか
まとめるとこの3つ。
・性格上、倦怠感やめまい、気分不快が強くて、横になってばかりで動けないこと。やりたいと思うことが、身体がついてこなくて制限され続けたこと。
・コントロールできないイライラ感と、それによる周囲への罪悪感
・経済的不安
これしたら楽になったかも
逆に自分に良かったのは以下
・マイペース、自分の世界、一人になれる環境を意識してつくる(他人にきを遣わずにすむ状態を作る)
・裁縫
・読書
・Netflix(ドキュメンタリー系とか穏やかなもの)
・赤ちゃんの情報収集
・カフェに気分転換
・身体が辛くなったら全て捨てて寝る
・朝散歩
・瞑想
・必要以上にソファにごろごろ横にならない
・家事「しなければならない」を義務感を頭から消して忘れる(じゃあ家族がやる、ではなく皆が無理しないこと)
・初期の歯のトラブルはコンクールと歯間糸を使う
など。
初めてのつわりから得た、次の妊娠へのアドバイス
・つわり症状の出方や重さはかなり個人差が大きいので比べてはいけない
夜勤やってたりしてた人もいた。でも無理は禁物。
・個人的にメンタルが影響して生じた症状は他の人より大きかったかもしれない?
夫とのトラブル、これからのキャリア、仕事への罪悪感、経済的不安、家事や生活の変化への焦り、元々あった将来への漠然とした不安・・・・などが影響したかと。
・絶対無理はしない、夫や家族や友人を頼る
甘えではない。仕事や家事は思い切って、やらなくてもいいと自分を許す勇気が必要。
他人に任せて大丈夫。
・ホルモンには抗えないので「こうあるべきだ」と闘うことを諦めるのも大切
妊娠したら別人になると思おう。今までと同じに動けなくて当然。周囲への理解を得られるように、落ち着いて説明しよう。
・体調はいずれ必ず元に戻る、と思っていて大丈夫
先輩ママ友人も、先生も皆いう。初めては心配で当然。
・仕事について
仕事ができないかもと感じたらすぐに先生に症状の程度と労働状況を相談し、「母子連絡カード」を書いてもらうよう申請する
・天候は明らかに体調に影響した
台風や強い曇りの日は明らかに不調だった。妊娠前からではあったが、顕著だった。ので受け入れよう!
・体力1/3と考えて1日の予定を立てる
無理しない、今できることを全てやってしまおうと思わない。反動が必ずくるので要注意
・空調や匂いなど環境は早めに整える
感覚が敏感になるので余計なストレスは排除する
・無理に食べない、食べられる時に食べられる量で、食べられるものを、でOK
神経質にならない。勝手に育つ
・経済的な面は事前に余裕を持っておく
当たり前のことだったが、予測不可能なことが多いので、貯蓄やお金のやりくりは前もって準備しておく。これだけで精神的ストレス・漠然とした不安感は大幅に減る
・動ける時は、モヤる暇がないほどに何か「楽しい」作業に集中する
今はこれをやる、と決めてそれだけを楽しむマインドフルネス
・夕飯の準備は、動ける時は日中など早めに
夜の時間には火を通すだけ、となるだけでハードルが大きく下がるので負担が小さい
・体力消耗状態では、「やれる時にやれるだけやってしまおう」は禁忌
1000%、夜に反動がくる。体力温存。明日できることは配分。
今日の作業はここまで、と区切る勇気を。
夫や家族との関わりのアドバイス
・不安や心身の状況は、共有して「理解してもらうように伝える努力」をこちらがしよう
・経済面の支援や、家事など、どうしても自分はできないことはあるが、「その分夫がやって当たり前」と思ってはいけない
・存在し、一緒に乗り越えてくれていることに、感謝すること
・悪影響がありそうならば、自分一人のスペースを作ること
身体に余裕がないと、家族を思いやる気持ちも生み出す余裕がなくなってきます。
うまくやる、のは頭でわかっていても、体がついてこないときはある。
その時はそっと一人になり、たまに支えてもらい、余裕が持てたら大切にする時間をきちんと作ろう。
辛い姿を見る家族も、辛いはずなのだから。
一緒に乗り越えてくれている、という感謝の心を忘れずに。
でもまず自分が最善の状態でいられるように尽くすことが、家族にとって一番大事なこと。
最後に一言
・つらいと思う自分、これまでのようにできない自分を責めなくていい
妊娠前と妊娠期間では心身ともに別人。そして今だけのこと。
コントロールできたら皆苦しまない、その分また元気になったら他人に優しくすればいい。
・神経質に気にしなくても赤ちゃんは育つので自分のことだけ考えて過ごしたらいい
(経験したから言えることだけど、)最初は不安なのは当然。「なるようになる」と思えて好きに過ごせることができれば最高。みんなはこうしてる、と比べない。「〜しないと××になるのでは」と未来を不安に思わないこと。無用。今日は今日のことだけ考えて、喜ぼう
またいつかの自分の妊娠と、誰かの妊娠で役に立つ時がきたら良いな。